2021年11月18日に開催されました「KPU Academic Talk Vol.1」 にて、当分野の木村寛之准教授がプレゼンテーションを行いました。
タイトル:「薬学から宇宙を目指す!~視点を変えれば、研究はもっと広がる~」
「オジギソウ」はなぜ触れるとお辞儀をするのかという疑問をMRIで撮影することにより解明しようとした話に始まり、画像診断薬の開発から画像診断のカメラの開発、さらには国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」において使用できる、宇宙での放射線が人体に与える影響を調べるための小型で遠隔で操作できるロボット開発の話にまで発展しました。
薬学と宇宙、遠くかけ離れた分野のように思われることが、木村先生の探求心と研究を楽しむ姿勢でグッと近づきました。これからの宇宙開発に不可欠な放射線対策のためにも、今後の研究開発の成果が期待されます。